かつて名称がAO入試だった推薦系の枠は増え、私立大学ではいまや推薦枠が入学者の定員の50%以上を占めます。推薦枠も含めて出願を考えることが必須の時代となっています。入試情報を刷新していく重要性を強く認識する出来事です。問われる内容も一般選抜より明らかに手をつけやすいことが多いにもかかわらず、学校の都合で早めに受験を終えてほしくない等、なかなか利用されないのが惜しいところです。市内の高校でも、この制度を学生に教えないところもまだ多くあります。塾業界を見渡しても同様のきらいはあるのですが、国公立を志望しない多くの学生にとって、推薦入試は新しいスタンダードです。部活に励んでいる新高校３年生こそ、是非春までにはオープン・キャンパス等を活用し、志望校を早めに絞っていきましょう。midori は入試情報の重要性を強く認識しており、最新の入試情報を広く収集し提供しています。大学受験を攻略するためには情報は必須で、入試情報一つで合否が大きく変わるようになっています。しかし、ほとんどの学校では教員不足が深刻になり、マンパワーが原因で入試情報の収集を満足に行えていません。ほとんどの予備校でも、出願校決めには関与せずに授業を履修して終わりというところがほとんどです。midori は学習指導だけでなく推薦選抜へのエントリーも推奨し、推薦入試に多い小論文も指導しています。去年度も、本人の努力も大きいのですが、クラス下位で国語が苦手だった高校三年生の子が、点数が発表される日本福祉大学の小論文入試で、譲歩を用いた回答を心掛けて8割の点数で合格を掴みました。